作品内容
キリスト教暦398年。北アフリカから戻って、一月、シフはレギウスの別邸の農場で働くメルキから指輪を渡されプロポーズされていた。気になるのはレギウスのことだが、メルキによればレギウスがミラノに連れていかれそうになったときに、身を挺してかばったアスパシアと結婚するという。アスパシアはミラノに行く途中で啓示を受けたとかで、奇蹟を起こす力を手に入れ、うわさの聖女になっていた。一方、コンスタンティノポリスに迫るフン族の間では都に黒き魔女がいるという話が広まっていた。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
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