作品内容
美千は両手を男の胸板にあて、そっと舌を腹に這い下がらせていった。男の、堅い毛が舌にゆき着いた。微かな男の匂いが鼻腔に届く。「咥えてくれるのかい?」男の声がする。頬が緩み、美千はつぶやいた。「うん…。口で、するね」抱かれる男と初めて交わした言葉が、しゃぶることを告げるものだった。 ――雑貨店で働く美千は、オーナーで元義姉の佐和子のためになるのなら、と得意先の見知らぬ男とSEXすることを了承し、目にスカーフを巻かれてホテルの一室に………。かなり年上のように思われる男の愛撫は、優しくていやらしく、しつこかった。いつも妄想していた理想のSEXに出会い、美千は、我を忘れてもだえ……。
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