作品内容
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日本列島を放射能被害の恐怖に巻き込んだ福島原発事故。その“起こりえない”はずの事故の衝撃は日本最大の原発集中立地地域、福井県にも波動のように広がった。想定外だった全電源が巨大津波で喪失し、最も重要な冷却機能が失われ核燃料が溶け出した。
原発は安全なはずと信じていた福井県民はもちろん、隣接する滋賀県、京都府にも不安は広がった。関西全体の電力不足も現実のものとなってきた。これまで無視されてきた平安時代の若狭湾の津波被害の古文書もクローズアップされ、湾内の新たな断層もわかった。
安全神話が崩壊したいま、福井県内の14基の原発は大丈夫か。40年以上原発を追い続けてきた福井新聞社の緊急連載を電子書籍化。
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