作中の舞台は近未来の温暖化が進んだ日本、人型ロボットであるアルファさんが営む喫茶店を中心に物語が展開します。大した事件が起こるわけではなく、ただ珈琲を飲んでいるうちに日が暮れて終わってしまったりとほのぼのとしたお話が進んで(?)いきます。アフタヌーンで12年も連載していた人気作品ですが、連載当初から完結まで絵柄も作品のテンションも全く変わらないという稀有な作品でした。忙しい時代だからこそ、こんなに「間」を大切にした作品こそ読まれるべきだと思います。作品全編から感じる、黄昏感もジワジワときます。
ヨコハマ買い出し紀行(1)
作者:
芦奈野ひとし
価格
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759 円(税込)
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獲得dポイント |
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6 PT |
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作品内容
お祭りのようだった世の中がゆっくりと落ち着き、のちに“夕凪(ゆうなぎ)の時代”と呼ばれる近未来の日本。人型ロボット・アルファは、喫茶店『カフェ・アルファ』を営みながら、オーナーを待ち続ける――。アフタヌーン本誌で12年もの間、読者の支持を集め続けた異色のてろてろSFコミック。
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作品情報