作品内容
「い、一体、いつ……!」
「こっそり、ぼくがドアを開けても気づかないんだもの」
「ね、ね、お願い、今までの全部、消して」
「うん、全部消去する。その代わり、条件があるんだ」
「な、何なの、条件て、まさか……」
ぎこちない手つきで菜々子のTシャツを荒っぽく脱がせた。
「ああ、看護師さんのおっぱい!」
「み、見ないで……見ちゃ……いや……いや……ああ」
見ないでと言いながら、もっと見て欲しくなるのが不思議だった。
女流官能作家「一条きらら」の単行本未収録オリジナル短編小説第五弾後編。一流作家ならではの「きららワールド」へお連れいたします。
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