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巻原千代太が思いついた新商売とは、お手伝いさん不足に泣く良家へ、自分がコマした女を次次に斡旋しては彼女たちに各家庭の内情を探らせ、強請(ゆすり)のネタを収集する、というものだった。そのかたわら千代太は、己れの逸物に物をいわせてマゾの金髪夫人、サドの大物女優らを籠絡、異常色欲の世界にも着々と網を張り巡らしていた。そんな折しも、千代太は著名な世界紡績の内紛を嗅ぎつけたのだった。痛快出世譚完結篇。
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