作品内容
シャンタルの乗る王室機は大西洋上空で炎上し、小島に不時着した。気づいたときには従者たちから遠く離され、王女は、警護の者だという男性デメトリアスと二人きりになっていた。過酷な状況下で理性を忘れ、二人は王女と一般人という垣根を越えて砂浜で愛を交わす。だが、救援機が来てもデメトリアスは王女を放そうとしない。「いったい私をどうしようというの?」「これから、僕の自家用機でロック島へ――僕の島へ行く」なぜ私が、この危険に満ちた男性の島へ行かなければならないの?シャンタルは彼の思惑を図りかね、ただ呆然とした。
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