作品内容
珠子は、喜里丘中学校に公開質問状を送付するが、その直後、クライサー法律事務所で副校長の雨木の姿を見かけ、愕然とする。一方、耕平は、突然、同僚たちから無視されるようになり、困惑していた。早紀は、そんな耕平に面倒な仕事を押し付けると同時に、剣道部の顧問まで担当させる。耕平は、雨木と早紀に怒りをぶつけ、何故いじめの実態について調査しないのか、とかみつくとともに、自分に対するいじめを指示した雨木の行為を非難した。すると早紀は、立場をわきまえるべきだ、と耕平に冷たく言い放つ。あくる日、耕平は、剣道部の練習に顔を出すが、そこにいたのは、2年3組の兼良陸だけだった。兼良は、もう二度と来ないでほしい、と耕平に告げる。「あなたのことが嫌いです」という兼良の言葉に、耕平はショックを受け…。
+ 続きを読む