作者: 中里融司
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史上空前の空母戦力を備えた日米両軍は、錯誤と誤認を重ねた末に、いきなり戦艦の砲戦距離で互いの姿を捉え、望まずも大艦巨砲の砲撃戦に突入してしまった。死闘につぐ死闘で喪われてゆく、艨艟の群れ。戦場から遠い帝都・東京では、内なる災いが降りかかろうとしていた。軍内部に巣くう不満分子たちによる、クーデターの勃発である。東太平洋を血に染める決戦の行方は?すべての戦力を出し尽くした日本は、アメリカを交渉の場に引きずり出すことができるのか?+ 続きを読む
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