• OFF
  • ON
シークレットモード

小田実全集 関連シリーズ一覧

120/全61

表示切替 :

表示大 詳 細

表示点数:

  1. 現代史(上) 【小田実全集】 現代史(上) 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    1,760(税込)

    作品内容

    この小説は、日本が若かった1964年東京オリンピックの頃から約1年間を背景に、共産圏との貿易に成功した大阪の造船会社社長一族の物語。若くて美しいヒロインが恋愛と見合いを通じて少しずつ成長をとげる...
  2. アメリカ 【小田実全集】 アメリカ 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    1,320(税込)

    作品内容

    前途有望な商社員の主人公が留学の地で見たものは、摩天楼の、田舎町のフェア(市)の、自由と民主主義の、テキサスの砂漠の、ゲイの、現代文明の、H・ミラーの、T・ウルフの、白人、黒人、黄色の、男と女の...
  3. 河 【小田実全集】 河 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    1,980(税込)

    作品内容

    日清・日露戦争、大逆事件、富国強兵へと邁進する激動の20世紀初頭の日本で少年主人公・重夫は朝鮮人の父と日本人の母のもとに生まれる。関東大震災で生き別れた父の後を追って母とともに神戸、上海、広州へ...
  4. 随論 日本人の精神 【小田実全集】 随論 日本人の精神 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    1,320(税込)

    作品内容

    「随筆」ならぬ「随論」様式で書き下ろした「日本人の精神」。鎌倉幕府以来、統治機能として深く根を下ろした「刀を差した政治、文化」は、江戸、明治、大正、そして敗戦に至るまでゆらぐことはなかった。「葉...
  5. でもくらてぃあ 【小田実全集】 でもくらてぃあ 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    1,980(税込)

    作品内容

    「難死の思想」、「法人資本主義」、「殺すな」、「異質の価値の共生」、「人間は殺されてはならない」などの言葉は、「近代天皇制国家」から「近代民主主義国家」へと移行した戦後日本の思想的座標軸を示す概...
  6. 列人列景 【小田実全集】 列人列景 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    1,100(税込)

    作品内容

    1970年代の半ばに書かれた著者初の短編小説連作集。40をすぎた「タダの人」を主人公に、人間にとって切実なテーマである原風景、愛、性、志、生老病死を魅力的なタイトルのもとに描く。性的「見せもの」...
  7. 西雷東騒 【小田実全集】 西雷東騒 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    880(税込)

    作品内容

    かつてソクラテスは、アゴラの靴屋と問答することで彼の思想を練り上げた。アゴラは彼の「現場」だった。小田の思想は書物からだけではなく、「現場」と格闘することで編み上げる特徴をもつ。阪神大震災の体験...
  8. 生きとし生けるものは 【小田実全集】 生きとし生けるものは 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    880(税込)

    作品内容

    かつて南洋の島々は、日米死闘の地だった。もっとその前はスペイン、ドイツの植民地。今はアメリカの戦略的基地だ。その間、現住民の名前も生活も次々と変っていった。バブル絶頂期の日本で南洋出身の力士を集...
  9. HIROSHIMA 【小田実全集】 HIROSHIMA 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    1,100(税込)

    作品内容

    主人公の「馳ける男」は、世界初の原爆実験があった米国南部出身者。戦闘機乗員として対日戦に参加、撃墜され捕虜となり広島で被爆。広島では日本人、植民地出身者の朝鮮人、日系アメリカ人もともに被爆する。...
  10. ガ島 【小田実全集】 ガ島 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    1,100(税込)

    作品内容

    1973年頃、大阪のうまくて安いトンカツ屋チェーン店の主人西川と妻の姉キヨ子が、香港旅行の時、マカオで知り合った若い不動産屋中島に誘われて南海の孤島「ガ島」へ行く。三人は、島で出会ったドイツ人青...
  11. 世直しの倫理と論理 【小田実全集】 世直しの倫理と論理 【小田実全集】 小説・文芸 > エッセイ・ノンフィクション
    1,320(税込)

    作品内容

    政治的共同体のしくみの中でしか生きることができない人間が、いかにして市民になるか? 市民による政治参加が、人間の美徳や善の追求、良き生につながるものとしてあるというアリストテレスの「政治学」を現...
  12. 崇高について 【小田実全集】 崇高について 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    880(税込)

    作品内容

    死者に対して崇敬の念厚かったソポクレスは「コロノスのオイディプス」で崇高なる安らかな死を描いた。国家至上主義の古代にあって国家から追放されたオイディプスをひとりの人間として助けたテセウスの「道理...
  13. 民岩太閤記 【小田実全集】 民岩太閤記 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    1,870(税込)

    作品内容

    大航海時代の「東アジア大戦争」であった文禄・慶長の役(豊臣秀吉の朝鮮侵略)の全過程を日本の少年トン坊とその妹ミン坊の視線から描いた異色作。秀吉のもと、出世と富貴栄華のために出征する武士の群像、戦...
  14. 終らない旅 【小田実全集】 終らない旅 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    1,540(税込)

    作品内容

    久美子の父は阪神大震災で、ジーンの母は「9・11」後、共に死ぬ。ジーンの突然の訪日で次々と明かされる娘たちの親の日米を挟んだ秘められた偕老同穴の結婚の夢。長い時間をかけ、国境を越え人はなぜ人を愛...
  15. 被災の思想 難死の思想 【小田実全集】 被災の思想 難死の思想 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    1,760(税込)

    作品内容

    戦後日本の安全神話を最初に覆した阪神大震災。「防災モデル都市」が狂奔した経済開発は「人災」をよぶ。そして「天災」によって明らかになった行政不実と「棄民」の実状。被災者の心に寄り添い、具体的、克明...
  16. 基底にあるもの 【小田実全集】 基底にあるもの 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    1,320(税込)

    作品内容

    「知る」ということは「存在」そのものを想像や「参加」によって既存のものから高い認識へと引き上げるもの。一九七四年から八〇年にかけて著者が「知る」という意味をめぐり、人びと、世界、文学を語った文集...
  17. ベトナムから遠く離れて 【小田実全集】 ベトナムから遠く離れて 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    2,200(税込)

    作品内容

    1980年代、世界初の海上埋め立て都市をもつ一港都に、異人館で高級仕立屋を営む女主人公と家族、縁者、風変りな外国人が蠢く。抱腹絶倒の過剰な性の倒錯、欲望、虚栄が渦まく中、人は何のために生きている...
  18. 冷え物 【小田実全集】 冷え物 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    880(税込)

    作品内容

    悲劇作品には、感情をゆさぶり泣かせるものと、何かもどかしい重苦しさを引きずるものとがある。「差別」問題に鋭く対峙して取り組んだこの作品は、大阪を舞台に日本社会の底辺に生きる「善良な」人たちのあい...
  19. 日本の知識人 【小田実全集】 日本の知識人 【小田実全集】 小説・文芸 > 文芸小説
    1,100(税込)

    作品内容

    本書は、日本人自身が現代の日本をどう考えるかを書いた自己認識の書だ。1964年、欧米で日本が流行った頃に出されたこの本が、他に類を見ない厚みをもつ「日本論」であるのは、まず比較の対象に「インドの...
  20. 海冥 【小田実全集】 太平洋戦争にかかわる十六の短篇 海冥 【小田実全集】 太平洋戦争にかかわる十六の短篇 小説・文芸 > 文芸小説
    880(税込)

    作品内容

    果てしなく広がる太平洋の島々で、日米の戦争があった。細長い極限のジャングル、絶海の孤島での激戦は、兵士や軍属を次々と「玉砕」や餓死へ追いやる。太平洋での海の戦争は、やがて空の戦争に変り日本を空爆...