叔母が女将を務める温泉旅館を訪れた少年、弘志。そこは彼の愛する小説『紅の祭』が執筆された郷だった。「弘志ちゃんの手で、わたしを気持ちよくしてちょうだい」叔母・雫の熟れた身体に童貞を捧げた日から、作品の舞台を巡りつつ年上の美女たちに誘惑される少年。見知らぬ土地で女の味を知るたびに、夏祭の夜が近づき──。 旅先で遭難しかけた青年が流れ着いた女性ばかり住む村里。「お客様を丁重におもてなしするのがしきたりですから」そこで出会った3人の美女たちによる献身的な介護と、キスや抱擁に混浴プレイなどエロチックな誘惑の数々。日常から少し離れたおとぎ話のような桃源郷を舞台に天女との甘いアバンチュールが幕を上げる──。
医師の夫とともに山奥の無医村に引っ越した海野小春。一見穏やかな村だが、彼女はそこに伝わる秘密の淫習──“オツトメオンナ”に選ばれてしまう。そして否応なく村の腕白な少年の子種を孕まされる若妻。「夫以外との子供なんてイヤなのに…」小春は貪欲な牡たちに昼夜の別なく貪られるのだった。
若妻は田舎に伝わる淫靡な儀式の餌食となる!
正哉が沙優李の養子としてやってきた美涌谷村では、古くから伝わる伝統儀式を行っていた。 |