作品内容
「一度、人間の調教というのをやってみたかったんだ」
就職浪人中の昌海に舞い込んだハンドラーのアシスタントの仕事。ハンドラーが犬の調教師とは知らず、父親が上司からふたつ返事で引き受けたものの、昌海は犬恐怖症だった。断れば出世に響くと両親に泣きつかれて腹をくくるが、訪れた先で待ち受けていたのは異国の王子と見紛う水城と、昌海の想像を遥かに超える巨大プードル。犬に触られるや卒倒し、昌海の犬嫌いは早くもバレてしまうが、何がなんでも雇ってもらおうと「どんなことでもやる」と言ってしまい……!!
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