作者: 秋山みち花
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「おまえは黙って俺に抱かれていればいい」シュバールを訪れた漣は、砂漠で倒れていたところを皇子サージフに助けられる。彼は口ぶりは乱暴だが、衰弱する漣を気遣ってくれた。しかし、漣が探していた王位継承の条件――花嫁――だと分かると態度は一変した。組み伏せられ、花嫁の証として陵辱されてしまう。常に傲慢かと思えば、美しい砂漠の夕日を見せてくれる優しさもあり……彼の真意は蜃気楼のように掴めなかった。心が揺れる中、漣は純白のドレスを纏わされ、神前で永遠の愛を誓うことになり――。 + 続きを読む
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