作品内容
北欧の国ルーフェスにて、幼い頃に伯爵家へ養子として引き取られた進藤巽は、そこで美しい銀髪の義弟ステファン・クヴェールと出会った。養子という立場から孤立していた巽にとって、ステファンとの幸せのおまじない(小さなキス)が唯一の心の支えだった。それは二人が大人になっても親愛の証しとして続けられていたのだが、そのくちづけに心を奪われている自分に巽は気が付いてしまった。深い罪の意識から彼のもとを去ろうと決意したその夜、ステファンから自分への激しい想いを告白された巽は、流されるままに抱かれてしまい……。
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