作品内容
放課後の静かな美術室。
後輩の松浦に美術室の倉庫に押し込まれてしまう歩美。
隣の美術室には、彼氏の圭太が歩美を探しに来たところだった。
「待っ、て……っ」
「待たない」
抱きしめられた弾みでドアが揺れて、向こう側にいる圭太に気づかれてしまうのではないかと、ドキリとする歩美。
イケナイこととわかっている。
でも、どうしても抵抗できない自分がいる。
「あっ……っ」
「声、出さないで。歩美さん」
すぐそばで、圭太の声がする。
美術室の中を歩き回っている、足音が聞こえる。
そして、ゆっくりと制服のボタンが外される……
+ 続きを読む